2009年11月28日(土)「XP寺子屋第4回」が開催されていましたので参加しました。
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場所は大阪梅田の大阪駅前第2ビル 大阪市生涯学習センター 第3研修室
参加人数は15人程度でした。
今回は見積もりの「計画ゲーム」のシミュレーションです。
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冒頭、今回のゴールは、
1.顧客の気持ちを知る、
2.見積もり方法の問題点を理解する
と説明がありました。
そして、次にXP(エクスストリーム・プログラミング)の説明や特徴を
1.人同士の相互作用を重視
2.動作するソフトウェアを重視
3. 変化に対応する事を重視
と説明され
XPの価値、コミュニケーション、シンプル、フィードバック、勇気、尊重や
XPの価値を実現する方法として、プラクティスがある。
プラクティスだけを行っても価値は得られない。
価値とプラクティスをつなぐ為に、原則が存在するという
XPの概要の説明がありました。
つぎに、今回行う「計画ゲーム」の説明として
顧客は要求を出し、開発者はストーリーを決める。
顧客は開発者の見積もりに文句をいってはダメ。
計画ゲームのメリットととして
1.要求仕様書の作成が不要
2.欲しい機能が早い時期に受け取れる
4.変化に柔軟に対応
5.見積もり範囲が狭いので、見積もり精度は高いはず?!
といった解説があり、いよいよシュミレーションスタート
最初に、付箋に自分の名前と似顔絵を書いて自己紹介
チーム名を決め、顧客チームと開発チームに別れ
携帯電話開発の見積もりをシュミレーションすることに
ポイントは目玉機能の提案。そして、安くて多くの機能が欲しい。
開発者からの提案は機能の絞り込みを行うことでした。
開発チームのタスクは10枚のストーリーカードにお客様の希望する機能を書き、
見積もり工数を記入、目玉機能も決める。
顧客チームは開発チームから提案される機能/見積もり工数を予想し、
少しでも価格を下げる論理武装を検討する。ただし、他社への発注はダメ。
実際、シュミレーションをやってみるとかなり、難しかったです。
というのも、前提条件、たとえば今までの開発実績があるのか?とか
チームで意識あわせをしたり、携帯電話の基本機能がどのようなものなか?とか
ここでも、付箋に書き出し見える化していきました。
いざ、議論を始めると、相手チームが予想を超える
新機能を提案して、びっくりしました。
また、あまり、議論に参加でしませんでした。
途中で、顧客チームと開発チームの役割を変更し再度討論。
そして、振り返りがありました。
今回の振り返りは、
Keep 顧客の気持ち、相手の気持ちを体験できた
Problem 対立構造ができてしまった。
Try 相手の意見を受けいれる。協調性をもう少し高める。
お客様対私たちの様に問題のみを切り離す
など、でした。
最後に、記念撮影をして勉強会は終了。
今回は、この勉強会に参加するか非常に迷いました。
というのも、やはり、いままですこし、勉強会に出すぎた感があったので
自分自身でもなにがしたいんだって迷走していた気がします。
また、blogやtwitterのために勉強会を出ているのではないか?
最終的に仕事に生かせていないのではないか?
自分では何も、やらず、ただ参加するだけで、
その情報を垂れ流す状態で果たしてよいのか?
などの思いがあって、躊躇していました。
しかし、プロジェクトファシリテーションに参加して、新しい気づきがあり、今回も参加して、人と話すことで
今の自分の迷走も少しは、方向が定まるのではと感じて参加しました。
やはり、最終的には、参加してよかったと思いました。
今後は、仕事にどう、生かすか、そして、自分を変えるための
刺激になればとAgile系の勉強会には積極的に参加したいと思います。
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