お疲れ様です。ZuQ9->Nnです。
2009年11月23日(月・祝)「プロジェクトファシリテーション関西ワークショップ#20」が
開催されましたので参加しました。
場所は、守口市のパナソニックリゾート
なんとか、開始ぎりぎりに間に合いました。
午前のセッションは、A-1で、前川直也さんの
「はじめてのプロジェクトファシリテーション
~みんなで作る楽しさを忘れてませんか?」を受けました。
こちらは、体験型のワークショップ形式の勉強会で
今回は、なんとなくファシリテーションを実感するのゴールだそうです。
そして、これは、単にこの場だけで終えるのではなく、
自分のプロジェクトに置き換えるのがポイントと説明されました。
すこし、PFの説明などがありました、こちらで印象に残ったのは
「プロジェクトの成功するには、スキルは重要だ。
しかし、それ以上に個々のスキルを100%発揮させる事がより重要」といった内容でした。
そして、最初のワークショップは、「イメージ力」として偏愛マップを作成し、自己紹介。
「レゴで最高の飛行機を作る。」というお題がだされました。
次に、「アンテナ力」を説明され、いろんなツールでプロジェクトの状況を見える化しようとなり、
レゴの飛行機を10分で作成する。そのためのタスクをピックアップする作業を行いました。
続いて、「スポンジ力」の解説がありました、アンテナにひっかかったものは
吸収しなければアクションにつながらないそうです。
そして、「リーダーの役割は何かをさせるのではなく、背中を押すだけ」と言われていました。
「スポンジ力」を鍛える為に自分が属しているグループ名を考え、
そして、「KPT(けぷと)」つまり、Keep、Problem、Tryを記述しました。
次に、「スイッチ力」として、人をほめたり、欠点を認めたり、
朝会などを行いスイッチ力に替えるなどと説明がありました。
最終的にチームで「レゴで最高の飛行機を作り」に挑戦、
各チームの飛行機を見せ合い、評価を行いました。
エンジニアとして過ごす時間の質が良くなければならないといった
お言葉で閉められて、午前の部が終了。
その後、お昼休憩があり、パナソニックリゾートの
食堂で指定された松花堂弁当を食べました。
午後からは、西河誠さんがPFPの成り立ち、活動趣旨説明、テーマ説明をされました。
PFP関西の活動,参加型のセミナー、教わるのではなく、みんなで考えるのだそうです。
PFはプロセスや手法と言うより考える為のツール。すぐに取り組める。みんなで考え、発展させる 。
そして、プロジェクトを成功させる、エンジニアとして過ごす時間の質を高めるのが目的と説明されました。
その後、前田安雄さんから、AgileJapan2010の紹介がありました。
AgileJapanは、 アジャイルならではの進化するコミュニティだそうです。
2010年の4月にイベントがあるそうですが、残念ながら、東京のようです。
その前に、agilejapan.orgのサイトで参加しようと訴えられていました。
14:00から平鍋健児さんの100回記念講演
「現場力を高める見える化手法 プロジェクトファシリテーション
~モチベーションアップのツールと場づくり~」を聞きました。
まず最初に、いくら良い技術で作ってもそれだけで、プロジェクトはうまくいかない
複数人でやるにはプロセスが重要だといったソフトウェア工学の観点からアプローチしてみた
しかし、それでも、プロジェクトはうまくいかない。やっぱり、プロジェクトにかかわる
人が重要だと気づいたといった今までの経験談などを話され
見える化について説明、野球のスコアボードに例えられて、
最新の正の情報が一箇所に大きく書かれている両メンバー、審判、観客が見ている。
見えているからこそ、次の行動を起こせるとおっしゃれれました。
ソフトウェア開発は伝言ゲームになるので、それをどのように見える化するか
タスクかんばんやバーンダウンチャートなどを軽く触れられ
Excelや電子データで見える化しても、リアルで張り出された時のリアルさには勝て無いと
実践のときの注意点もありました。
また、味方を増やしたり、自分たちで決めた事をコミットするのは
達成感がちがうといった説明がありました。
PFの5つの価値、対話、行動、気づき、信頼関係、笑顔
PFの5つの原則、見える化、リズム、名前付け、お客様対私たち、カイゼン
などを説明されいました。
なかでも、自分たちで解決出来る問題のみを集中して解決する。来週出来る小さな事を始める。
しかも、全てを解決する必要はないといった内容が印象的でした。
最後にPFの導入のポイント、そのままではうまくいか無い。工夫してはじめて定着する。
外から押し付け無い。現場の若い人を必ず巻き込む。ポストイットや模造紙は自分で買おう。
などとポイントを説明され公演は終了。
その後、Q&Aがあり、各人が工夫したかんばんを発表したり、
モチベーションを保つには?どうしたらいいですか?などと言った質問に
「仕事をする上で一番大切にしている事は幸せになる事。
自分の幸せ、家族の幸せ、従業員の幸せ、お客さまの幸せ」
それらを考えてモチベーションをあげるとか
「面白くなきゃ嫌!生きている証を残して死ぬ。
これできたらかっこイイぞ。と思って楽しんでやる。」
など、聞いていてとても勇気が出る発言が多かったです。
その後、すこし、休憩し、ふりかえりのワークショップ
「ビジネスを成功に導くプロジェクトファシリテーション」と題して
参加者とディベートを行い、ディベートの結果を発表しました。
ディスカッションは途中で席替えが行われましたが、
1度目の席はすでに、PFを導入した経験者がかなりおられました。
最後は、みんなで輪になり、今日の感想、そして記念撮影で終了。
非常に、気づきが多く、次の日の仕事がなんだか楽しくなる
そんな気になる勉強会でした。
2009年11月24日火曜日
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