2010年2月7日日曜日

「XP祭り関西2010」懇親会編

お疲れさまです。「XP祭り関西2010」の懇親会にも参加しました。

最初は、70名という人数を聞いていたので、
きっと、いつもどうり、うまく話の輪に入れなくて
ぽつんとするだろうなと心配していました。

しかし、関ジャバkiy0takaさんが近くにおられたので
心強かったです。幸い心配した以上にぽつんとする事も無く
日頃おもっている疑問や不満的な?内容を聞く事ができました。

最後は、てつ。さんのテーブルに行きChukiさんなどと
「ほんとにAgileって出来てるんですか?」的なお話などをしました。

反省点としては、ときどき、人の話に割り込みがちになった事
話すタイミングって難しいなと改めて感じました。

最後にビンゴ大会があり、なんといつもは引きが弱いのに
今回は2番目にビンゴが!!「達人プログラマー」という本をいただきました。

この本を積むだけにせず、きちっと理解し
そして仕事に生かせるように努力したいです

「XP祭り関西2010」に参加

お疲れさまです。ZuQ9->Nnです。
2010年2月6日(土)「XP祭り関西2010」が開催されましたので参加しました。


場所は、大阪市立 会館 鶴見区民センター
人数は、申し込み時に170名を超えていたそうです。

最初は開会宣言。いきなり、体を使って開会宣言に合わせて
XP祭り関西を表現して始まりました。

まず、基調講演として倉貫義人さんの「XPの10年を振り返る」

1999年から2009年まで、自分が参加したプロジェクトも含めて
アジャイルとのかかわりを振り返る内容でした。

なかでも印象に残った言葉は、
「受託開発は、買った時が最高で、そこから陳腐化が始まるもの。point of sales。
クラウドは、常に使っている時点で最高、最新のものを利用出来る。Point of Use」という言葉

実は、最近、システム構築の仕事に限界を感じていました。
しかし、プログラミングはやはり、好きなので続けたい。
とすると、今後はWEBでのサービスなのかなって感じていたので
まさしく、自分の思っている事と合致した感がありました。

また、「小さくすれば、身軽に出来る、身軽になれば、習慣に出来る!!
小さな変化が毎日になると改善になる。アジャイルとは変化を習慣にすること」
「アジャイルマインドとは、周りの変化を受け入れる事、自ら変化しようとする事、
周りの変化のきっかけを作る事。必要なものは、勇気、疑問に思う事、情熱を持つ事。そして何より仲間が必要」
など、pfpkansaiのときに平鍋さんもおっしゃられていた事とよく似た内容で非常に勇気をもらえました。

お昼休憩があり、午後からは2つのパートに別れました。
【1-2】 木下 史彦さんによる「アジャイル アンチパターン ~アジャイルの1周目で学んだこと~」
を聞く予定でしたが、お昼ご飯がおくれて、すこし、講演がはじまって、最初のところを聞き逃しました。。orz..

全体的に失敗を話す内容でしたがきちんと
おちついて、内容を理解できたのはコミットメントを果たすとか
振り返りを行うとマンネリ化してくる。自分達の価値観を過大に評価する。
誠実に勇気を持って真実を伝えるといった内容のあたりから。

とくに「コミットメントは守れ無い時は、お客さまに説明責任をはたす。自分達のやり方を見直す」は
今の自分に身につまされる内容でした。今後はきちんとやっていきたいそう感じました。

「スコープを削ることはお客さまの利益を害する。話しているのは生身の人間。強い顧客の声に耳を傾ける」
といった提案や「すすみすぎる問題」を指摘され、「アジャイルでは歯が立たない、人と人との問題などがあり、
アジャイルはソーシャルな問題を解決しなければならないので難しい」
xpは人との人とのつながり方を変えて行く。と最後は締められて講演終了。

そのまま【1-3】ebackyさん「スクラムはプロセスツールなのか。それとも・・・」に突入。

まずは、スクラムとは日本の製造開発手法をソフトウェア開発に応用したものとの説明があり、
スクラムマスターの役割を「プロジェクトの管理者ではない。他のチームおよび人と調整する。チームに指示により妨害を防ぐ」、
責任範囲を「お客さまが開発を駆動できるように、お客さまの障害となる問題に対処すること」。

スクラムマスターは責任範囲が広いのに権限無いのはおかしいのでは?
スクラムマスターって必要?かという質問をみんなに問いかけて考えさせ、
誰かがこの役割を果たすので、特別に必要無いと一応の見解を示されました。

最後は「鶏と豚」の話をもちだされました。最後のほうはやや抽象的な話で解りにくい印象がありました。
仕事で解決すべき事も人に繋がっている。とまとめられて終了。

【1-4】papandaさんの「始まらなかったAgileの話をしよう」

papandaさんはDevKanの主催者で2010年も開催したいと意欲的でした。
Agileでプロジェクトをしようとしたが、結局始まらなかった。
そして、始めなくてよかった?といった内容のお話でした。

最初の方にSIerはお客さまだけじゃなく社内にもagileの負のイメージがある。
ドキュメントがすくない、大規模反復だけど大丈夫?なんてお話があり

もっとも困難なこよは前例を変えて行く事。Agileは社会改革。
重要なのはコトの上にモノを作り出す事
人月でシステムの価値を測っているうちは変化を受け入れる事にはならない
などの思いを述べられていました。人月工数に関しては全く同感。

Agileは社会改革である。そのために覚悟が必要。
なんのためのAgileか?それは、変化を受けいれる事
とまとめられて講演を終了。

ここで、少し休憩、そしてパネルディスカッション
細谷泰夫さん司会のもと太田憲治さん、てつ。さん、きたむらさん、岡島幸男さん、papandaさんが
ディスカッション。テーマは「アジャイルマインド」

まずは、それぞれのポジショントークとくに太田さんの内容は、
「完璧なモノより、とりあえずの方がまさっていっる?いいモノは残す、悪いモノは捨てる。その判断が大事だ 」
普段からおもっている仕様が決まらないから作れない的な疑問に一つの答えを見た気がします。

てつ。さんは、リスペクトって言葉を使われていました。

きたむらさんは、アジャイルマインドは目的を達成するための最善を選択するチカラと説明

岡島さんは主体性という言葉をしきりに使用されていたのが印象的でした。

papandaさんは、アジャイルマインドをもった人は、惹かれ合うなどなど。


司会の細谷さんが「現状を変えたいという気持ちがアジャイルマインドを育てるのでは? 」
との問いにそれぞれが答えられたりされていました。
それぞれが、アジャイルマインドとい言葉に解釈がありましたが、
結局は人間関係なんだなといった印象でした。

そして、papandaさんのコミュニティーは野戦病院、
いずれ戦場に戻るための準備をする
といった言葉がとても印象的でした。

最後にLT大会。
LT最初はあまのりょーさんの
「アジャイルマインド勉強会の方からやってきました。」

今回のテーマがアジャイルマインドだったので、
なにかしなければ的にやってきたそうです。
残念ながら、5分以内に終了しませんでした。

続いて 、平岡さんの「IT起業のホスピタリティー戦略」

リッツカールトンホテルの「クレド」を紹介されて
技術は見につけることが出来るが、技術だけでは差がつけられない時代になっているので
挨拶などマナーをしっかりとするといったお話でした。
こちらも5分以内で終了しませんでした。

続いて「コード共同所有という文化」

目玉に数と品質は比例するという言葉が印象的でした。
この方も5分では終了せずでした。

株式会社アイテマンの久保さんによる「Tools for Doing Test Driven Development in PHP」

自社で開発されたPHPのTestUnitを実行するための開発環境の紹介
Eclipseのプラグインとして提供されるようで、使いやすそうな印象でした。
この方のみ5分以内で見事トーク終了。

最後は、てつ。さんの「EM WESTの歩き方」

フリーペーパのEM WESTの紹介、関東と関西のIT系勉強会
イベントの数の差を指摘され、関西でもなんかやれるぞーってお話から、
パネルトークで司会されていた細谷さんの奥さんが早くも?!連載をもたれているなど。。
残念、時間配分をミスったらしくて5分では終了せずでした。


締めの挨拶があり、祭りは終了。懇親会にいきました。
長時間で最後の方は体力的にしんどい印象ものこりましたが、
やはり、あっと言う間、そして、なにより学び、気づき、再認識をさせられました。

強く感じた事は、自分で自分を変えられる。もっと努力は必要だ。
でも、心が折れそうになったら、コミュニティーに参加して
また、自分の情熱の薪をくべる。そんな感じでよいのかなと。。