お疲れ様です。ZuQ9->Nnです。
2009年9月26日(土)
「
DevKAN(DevLOVE関西)2009MIRAI ~開発の明日について話し合おう!~」
と言うイベントが開かれていましたので、参加しました。
場所は、西中島の
株式会社クロノス 大阪オフィスで、人数は、50人前後でした。
まず、冒頭、主催者のpapandaさんから、
DevKANの設立や趣旨の説明がありました。
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「開発の楽しさを発見しよう、広げよう」、「開発の現場を前進させよう」
と言うコンセプトがあるそうです。いい感じですね。
そして、最初のセッション。最初は、デベロッパーの立場として
株式会社 はてな 栗栖義臣さんの
「SIerからインターネットベンチャーへ ~転職Before After~」
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なぜ、転職しようとしたかなど、転職にまつわる苦労や
転職してよかったことなどを話されていました。
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最後の、まとめとして、楽しく開発するためにとして
・「楽しくない」という原因を真剣に考えて
「楽しくなる」ためにどうしたらよいかを真剣に考える
・愚痴らない
・人とのつながりは大切にする
・自分の世界を広げる
とおっしゃられていました。非常に大切な事ですね。
続いてのセッションは、ユーザの立場から 前川哲次さん
「ユーザ要求の向こう側にあるもの」と題して
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欲求や相手の上質世界に入るなど、とても哲学的なお話をされていました。
話を聞いていると一瞬、これが本当にITの勉強会なのか?と
疑問を抱かせるような、お話でした。
続いてのセッションは、マネジメント・リーダの立場から
株式会社永和システムマネジメント 岡島幸男さん
「いまこそ、開発者の愛について語ろう」という内容です。
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開発者とマネージャには、見えない壁がある。
マネージャは開発者のことを自分勝手、今がよければよいなど
開発者はマネージャを利益優先、人をモノのように扱うなど
お互いに思ってしまっているなど、開発もマネージメントも両方
携わった方ならではのお話をされいました。
ケント・ベック、マーチン・ファウラー、
さらにはルター、ドラッガーの言葉を引用されていました。
つづいて、ライトニング・トークス。
最初、ライトニング・トークスの説明がありました。
一人5分、自分のしゃべりたいことをしゃべるそうです。
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まずは、小芝さん。プレゼン大戦略と題して
開発の技術をプレゼンに生かすという内容のお話をされていました。
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プレゼンも面白かったですが、
wiiリモコンでプレゼンされている姿がユニークでした。
続いては、なかむらさんのライトニング・トークス。
ユーザーとのミーティングで実際に利用しているテクニックを披露されました。
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対面に座らずに、L字型に座る。
しゃべるときに主語を「私」から「私達」に変えるなど
ちょっとした、工夫でミーティングがうまくいくそうです。
ぜひ、今後は取り入れたいですね。
つづいて、細谷さんのライトニング・トークス。
テスト駆動開発の評価をするお話。
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循環的複雑度を計るとテスト駆動が
うまく言っていると評価できるそうです。
非常に、真面目な発表でした。
続いて小枝さんのライトニングトークス
テスター駆動開発というお話。
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トークよりも、途中でバッテリーが切れてしまい
資料が写らないというハプニングがありました。
しかし、それをうまくリカバー、なんか、一番盛り上がりました。
続いて、つなぎ?目的もあってか、スタッフの中村さんのライトニングトークス
資料なしでのトークでしたし、最初にネガティブ発言があり、
ちょっとな。。って感じでしたが、最後は、ちょっとポジィティブになったのでOKでしょう。
続いて、廣口さんのライトニングトークス
仕事場では、奇天烈。新生児と呼ばれているらしい。
なぜ、そう呼ばれるかを自己分析。
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やっている事は、組織にとらわれず、うまく横のつながりを
自然に作られるという印象でした。むしろ、こんな人が
一人は職場に欲しいものです。
続いて、奥さんのライトニングトークス
最近、作られたGCrawlerと言うツールを紹介されていました。
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Grails、Hudsonなど、技術的に聞いた事もないお話でした。
うーん。自分の勉強不足をまた、また、痛感ですね。
続いて、せろさん(この人だけハンドル名)のライトニングトークス
トラブルシューター(モテ系)、トラブルメーカー(非モテ系)
それぞれの3Kなどとても面白いお話でした。
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なるほど、仮説、検証、考察という3Kを行うといいんですね。
ライトニングトークス最後は、衛藤さん
えん。縁。円という内容から、最後は、次に行うダイアログの宣伝
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お話のもっていきかたが上手でした。
次のセッションはダイアログで20分ごとに
テーブルを移動し、感想やそれぞれの思いをディベート
かなり盛り上がったらしく(普通、ダイアログはダレるらしい。。)
主催者の方も大阪は熱いと、おっしゃっていました。
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最後は、主催者のpapandaさんの閉めで終了。
お話された方の、お話が大変うまかったことと
最後のダイアログでいろいろなお話を聞けたのが
非常に勉強になりました。
やはり、感じたことは同じシステム開発に携わっていても
立場が違うとまったく、考え方や行動が異なるとい事です。
すこしは、自分の世界を広げられたかな。。