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2010年5月30日日曜日

「第15回すくすくスクラムIN大阪~第2弾スクラムを体感しよう~」に参加

お疲れさまです。ZuQ9->Nnです。

2010年5月29日(土)に「第15回すくすくスクラムIN大阪~第2弾スクラムを体感しよう~」が開催されたので、参加しました。

場所は、前回同様、城北市民学習センター、参加人数は、30人ほどでした。

開催、ぎりぎりに会場に到着した為、すぐに、勉強会が開始。
最初に、今回の目的を、ここも前回と同様

「銀の弾丸は無い」
・楽しい土曜日をすごす
・改善のヒントをつかむ
・スクラムを体感する
でした。今回はいきなり、体験を。
今回も、レゴブロックが置いてあり、そちらを使ってスクラム体験。
いきなり体験が始まり、テーマはマチを作る事とばるなました。
最初に説明が有り、マチを作るときには前回同様、
1、役割を決める
2、新しいマチに望むもの
3、2の目的や価値
を意識する事

最初の役割決めで、今回は積極的に行こうと思い、市長役に成ってみました。
そして、ストーリーカードの作成に移りました。
1人3枚のストリーカードを作成、作成のポイントは
1枚に、欲しい機能を一つ書く、一人で黙々と相談は無しで。
1、役割として
2、機能や性能が欲しい
3、それは、ビジネス価値のためだ、
の3幕構成で書くと良いとポイントを説明がありました。

ここで、講師のebackyさんから、市長役の人のみ、
会場の外に出るような指示が有りました。
実は、皆には内緒だったのですが、このとき、出来るだけ、意地悪?というか、自分の考えで
ストーリーカードの優先順位を決めるように指示が有りました。

その後、市長役が、全員が作成したストーリーカードの優先順位を決め
皆で、各テーブルを回り、市長役が、ストーリーカードの優先順位を説明、質問は無しでした。
そして、ここでようやくチームの人との話し合いが。

さらに、市長役が別のテーブルに移り、別のチームの解説や特徴などを聞いて回りました。
ここで、悪いスクラムを体験、モノを作る前に、ユーザーストーリーを新たに追加

今までがウォーミングアップでだったと打ち明けられ、再度マチの名前を考えたり、
役割を変更したり、そして市長役の人が別のマチの市長に
そして、今までいたマチでは違う役割になりました。

ここで、お昼休みの意見を聞き、すぐさま、お昼ご飯へ
今回は、関目駅近くの大阪王将で、炒飯セットを食べる事にしました。


お昼ご飯が終了して、今回も、差し入れが。今回は、シュークリームです。

昼休み後、一旦ユーザーストーリーの洗い直し、そして、見積もり、見積もりの仕方は、
・一番簡単なユーザーストーリーを選ぶ、それを基準として2とする
・基準の4倍の規模を決める
・残りのストーリーの規模を相対的に見積もる

見積もりの後に、市長役の人が、また、別のマチに移動し、
見積もりをしたユーザーストーリーに対して、完了条件を書き込みました。

さらに、ストーリーに対して、タスクを洗い出す、計画どうりのタスクは青の付箋で、
緊急対応の場合は、黄色の付箋で、書く 、付箋1枚て1つのタスクとする
ポイントは、完了条件を意識して。洗い出したタスクに、ブロック何個かを見積もる

いよいよ、スプリントにTry、ルールは
・スタート時は立つ
・どのタスクを行うかを宣言する
・全員 、宣言したら、一番最初の人がサイコロを振り、
 出た目の数だけ、ブロックを置ける、ただし、ゾロ目は休み

1スプリント終了、完了した作業のブロック数を見積もった工数から引く、
2週目は、タスクを実行する前に、進捗報告を行う、また、隣から市長を呼んで、レビューをしてもらう
市長が完了とみとめたら、タスクを完了とする。

さらに、その後3スプリントを行いました。3スプリント終了した時点で
タスクが完了していなくても、市長役を呼びに行く、そして、意見をもらい、
より良いマチにする為に、優先順位を変える。

さらに、3スプリントを回す、3スプリント終了前に、タスクが終了した場合は、
市長役を呼びに行き、レビーをしてもらって作業を完了させても良い、市長役は、待ってもらう権利がある

今回は、市長役だったので、このとき自分のチームの作業をしたり、
他チームのレビューをしたり、さらに、タスクの完了条件を決めたりと
かなり、動きが激しく、せかせかした感じでしたが、レゴが完成してくるのが
分かって来たので、非常に楽しくもありました。

勉強会の場所の終了時間が近づき、他チームの出来を見て回りました


そして、人気投票で、優勝チームを決める。

データを集計している間、各個人で、良かった点、気づき、疑問を
紙に書き出してシェア、時間の配分ミスも有り、ふりかえりが充分できず、
この後は、メーリングリストでシェアしあうことになりました。

勉強会で使った場所や、レゴブロックをお片づけ。
時間がある人はその後も引き続き勉強会を受けられたのですが、
残念ながら、予定があったので、続きを受けず、勉強会を後にしました。

今回の自分なりの気づきなのですが、市長役をやってみて
自分の作業もしながら、他のチームのレビューもしなければ成らない状況になり
始めて、お客さんの気持ちがわかったというか、エンドユーザーって
こんなにも、せかせかした気持ちになるものかと思いました。

今回は、ストーリーの完了条件を市長が決めたんですが、完了決めるのはかなり難しいなと。。
なんか、見えてないんですよね。普段の業務で、お客さんと話すときに
確かにゴールが曖昧な時も多くて、困る事もあるんですが、いざ自分がその立場になると
やはり、もう、全部、適当に丸投げしたいと思いがち。。

そうなると、作る側との責任のボールの投げ合みたいになるなと。。
お互いにコミュニケーションをとりながら、本当にいいシステムを作る事って
やっぱり、それなりの、時間と費用が必要だなと。。

普段の業務では、自分は作る側なので、もっとお客さんがより、見え易い形で
ある程度完了がわかりやすくなれば、話がはやいかなと。。

ああ、まとまらないな。いつもながら、体験により、気づきも
学びも、そして、反省もおおい勉強会でした。

2010年4月26日月曜日

「第13回すくすくスクラムIN大阪~スクラムを体感しよう第一弾~」に参加

お疲れさまです。ZuQ9->Nnです。

2010年4月25日(日)「第13回すくすくスクラムIN大阪~スクラムを体感しよう第一弾~」が開催されましたので、参加しました。

場所は、 城北市民学習センター、参加人数は、30人ほどでした。
今回は講師が「XP祭り」の時に、お話を聞いた
ebackyさんで、なおかつ、認定スクラムマスターのお話が無料で
聞ける事も有り、参加しました。

勉強会がはじまり、4〜5人のグループに別れて座り
机には、レゴブロックが置いてありました、
その、ブロックを整えながら、自己紹介、しかし、その直後
グループ替えの席替えをさせられる、無茶な展開。

そして、スクラムの概要的なお話、
まず、前置きとして、「銀の弾丸は無い」事を強調され、目的を
・楽しい日曜日をすごす
・改善のヒントをつかむ
・スクラムを体感する
と設定されました。それから、キーワードをいくつか説明
・プロダクト
 出荷物、成果物、プロジェクトの最終成果
 プロダクトにはすごい価値を付加されている事が必要だそうです
・ロール
 プロダクトに関係者全てを指す
・スプリント、あらかじめ決めた作業をする為の期間
 XPのイテレーションとのちがいは、「この期間を全力で駆け抜ける!!」
 という意味が込められているそうです
・DONE
 プロジェクトの終了
・LOGS
 スプリントバックログ
・スプリントプランニング
 当該スプリントで、何を出荷するかを検討仕る。
 パート1、プロダクトオーナーがストリーに優先度をつける
 パート2、内部ミーティングでタスクを分割
すこし、説明がはやくて、聞き逃したところも多いですが、
足早に説明を終了して、ワークショップを開始

今回のストーリーは、家族で新しい家に引っ越す。
家族の役割、新しい家に望むもの、目的や価値は?

家族の役割になりきり、引っ越す家に何を求めるかを想像する。
1、役割として
2、機能や性能が欲しい
3、それは、ビジネス価値の為だ
と言う事をストーリーカードに書き出しました。

ここで、多くのカードを書こうとすると必然的にコミュニケーションの負担を減らす必要がでてくる
人数が多くなれば、なるほど、コミュニケーションコストは多くなる。
しかし、後の作業でより、コミュニケーションがとれていた方が手伝ってくれやすくなる。
などといった説明をされて、さらにストーリーカードの書き出しをつづけ
最終的に25枚のストリーカードを作成しました。

ここで、お昼ご飯の時間をみんなで決定、
すぐにお昼ご飯と成りました。お昼は近くのファミレスの
Big Boyに行き、トリプルチーズハンバーグを食べました。

パンとスープのセットにすると1000円を超えてしまいました。。orz..

お昼ご飯終了し、再開、しかし、ここで、ebackyさんが少し、遅刻
お詫びのために、Mr.ドーナツを差し入れしてもらいました。

そして、ワークショップ再開。まず、作ったストーリーカードのなかから
一番簡単なストーリーを選択、それを2とする、そして、それの4倍くらい
難しいストーリーを選択して8とする、お父さん役の人が違うチームに移動し
お父さんの権限で優先順位をつける。

そして、それを実現するためのタスクの洗い出し、
洗い出したタスクがどれくらいの工数に成るかを見積もる。
今回は、大きさは関係なくレゴのブロック数で見積もる。

サイコロを振り、サイコロの出た目の数が作業が消化できる。
しかし、ぞろ目が出た場合は、作業が何も出来ない。

工数が足らなくても、できていると判断した場合は、自己申告。
家族全員ができていると合意できれば、タスク終了。

。。。ここら辺で、家族が引っ越しをする例が悪いとわかり、
急遽、家族のための家を造る人に役割を変更。レゴで家を造る事に。
しかも、お昼ご飯をたべたあとだったので、急に眠気がおそい、
ウトウトしてあまり、よくわからない状態に。。これはやっぱり、ちょっと反省材料。

全員が一通り、まわったら、1スプリント終了。
ここで、また、隣のチームのお父さんを読んでレビュー。
ストーリーが実現できているか判断してもらう。

出来ていない場合は、あらたにタスクを洗い出し、工数を設定。
もう一度タスクを実行するため、サイコロをふる。
こんな、感じで3スプリントを終了させました。

最初は、すこし慣れるまでに時間がかかりましたが、後半は慣れて来て
1スプリントで工数を実行できるようにタスク分割したりと、自然とカイゼンもできました。

最後に、まずは、チーム内でのふりかえりで、気づいた事、感じた事をシェア。
さらに、全チームをまわって、各チームの気づいた事、感じた事をシェア。

まとめとして、どうやったら、より善い成果を出せるかは、もっと追及すべき、スクラムでは、やっているプロセスも見直す。
なぜ、プロセスを確認するのか、なぜ、スクラムチームだけで行うのか、なぜ、チームを信頼するのか 。
といった事を述べられて、「現状を踏まえて、今から何をするか」を各人が自分が必ず、実行する事を紙に書いて終了。


個人的な気づきとしては、となりのチームがブロックを色事に整理していたのを見て、
作業環境をととのえる。それは、単純な整理整頓でよく、それが、カイゼンの第一歩だなと。
そして、レゴでブロックが積み上がり、結果が目に見えてわかることが何より、安心というか
凄く解り易く、成果の確認ができるな。さらには、隣のお父さんにレビーしてもらう事により、
自分たちの自己満足だけじゃなく、外部からの視点、意見もフィードバックしてもらえる。

みんなも、言っていたんだけど、勉強会のこの短い時間で、見知らぬ人たちと、同じ目的で
作業をすると、お互いを信頼し、作業にも集中できるけれど、なんで、これが、普段の
自分たちの作業で出来ないのだろうかと。本当にそうだよなー。