お疲れ様です。ZuQ9->Nnです。
2009年12月15日(火)に「要求開発アライアンス西日本勉強会#2」が
開催されましたので参加しました。
何とか、ギリギリに会場に着きましたが、
すこし、講演が始まっていました。
まずは、シナジー研究所で要求開発アライアンス理事の依田 智夫さんによる
「現場の要求開発~シナジー研のビジネス設計ワークショップ~」として
・ビジネス設計の位置づけ
・ビジョン分析
・プロジェクト目標設定書
・ステイクフォルダーを調査
・基本ビジネスプロセスの定義
・アクター(役割)を定義する
・ビジネスフロー全体を把握する
・ビジネスフロー図の一覧表を作成する
など、など、説明があり
モデル化の勘所として
1.ビジネスユースケース図からビジネスフロー図へのドキュメントの関連性
ドキュメントのつながりがもっとも重要
2. ビジネスフローズからユースケースへの展開
そしてユースケース図から概念を抽出
最後に、概略技術スキームとして
・概略ノード構成とアプリケーションの配置を計画する
・アプリケーション連携パターンを定義する
・アプリケーションの一覧表を作成する
・補助仕様書を作成する
という内容を説明され
一人づつ、「納期問い合わせに回答する」という課題に対して
ユースケースを作成する演習を行い。
代表者が手を上げて課題の解答をして演習は終了。休憩に。
休憩後、「大阪NDSの挑戦~現場からのレポート~」として
大阪NDSによる要求開発の取り組みが紹介されました。
まず、最初に、なぜ、要求開発に取り組んだかという説明があり。
その中で、システム価値の低下について考えると、
システムが無かった時代ではないので、作ることの価値が薄れている
といった説明がありました。
目指すところは、システムを作る仕事からビジネスを創る仕事へ変革。
社員を元気にしたいとメッセージを述べられました。
具体的な活動内容として。要求開発宣言をおこない。
・ビジネス戦略に直結したITシステムを提供する。
・お客様とともに要求を開発する。
・新たなITビジネスを開拓する。
・開発者として説明責任を果たす
そして、次の取り組みとして要求開発HP、セミナー開設、業務改善、
エンジニアリング改善、目的を明確にして、本当に必要なものを作成する
ゴール記述書を作成。それに基づいて活動を行う。など、取り組みを紹介され
チームで要求開発を行った感想として
問題を共有して、ゴールを明確化でき、
一歩進んだコミニュケーションができた。
また、難しいことは、7人で8時間と工数がかかる事。
今後の取り組みはゴール記述書道理に進める。そして、ポイントを絞ってやってみる
そして、エンベデットでの要求開発、現場での要求開発の取り組みについて、
機器メーカー、代理店、NDSでのコタツモデルを紹介され
現状の組み込み開発の課題について、設計品質の向上、
開発期間の短縮、生産性の向上などがトップ
不具合の原因はソフトウェアの不具合31.5% 製品企画、仕様の不具合3.8%
不具合に起因する品質問題の再発防止策 ソフトウェアの開発プロセスの見直しが一番
といった内容が説明されました。
エンベデット要求開発について、難しさ、ビジネス領域へどのように働きかけるか?
理想的なコタツモデルの形成 経験に基づく開発プロセスからの脱却。
今後の取り組みとして、エンベデットロールパターンの形成
エンジニアリングプロセスち評価システムの確立
そして、最後に推進役としての取り組み
要求開発に取り組んで会社や社員が変わったところ 視野が広がった。
推進役として注意しているところ。たくさんの人を巻き込みたい
など、感想を述べられて終了しました。
やはり、間接体験なので、どれほどの労力が注がれたかは、
はかり知ることしかできませんが、なんとか、現状を変えてやろう
もっとシステム開発を良くしよう。という取り組みは
とてもすばらしく、また、今後の自分の仕事の取り組みも
見習わなければならない点が多くあると感じました。
2009年12月16日水曜日
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